今回は、「CIO NovaPort TRIO 140W3C」と「Anker 747 Charger GanPrime 150W」の充電器で悩んでいる方に向けて、実際に利用した経験からどちらがおすすめなのかを紹介していきます!
充電器も種類が多くどれを買えばいいのかわからない、専門用語が多くてほしい性能があるのかわからない…という方にぜひ読んでもらいたい内容になっていますので、最後まで読んでもらえると嬉しいです。
結論を先に行っておくと…
ハイエンドノートPCや、ゲーミングノートPC、16インチMacBook Proなどを充電できる「CIO NovaPort TRIO 140W3C」がおすすめです!
単ポートで140W出力できる充電器で、複数ポートあるのはAnkerでは発売されていないため、ほぼCIO一択と言っていいかなと思います。(UGREENなどでも発売されていますが、サイズがでかすぎたり、機能面が劣っていたりするので、比較にもなりませんでした。)
140W3C
150W
CIO NovaPort TRIO 140W3CとAnker 747 Charger GanPrime 150Wのスペックの違い
まずは、「CIO NovaPort TRIO 140W3C」と「Anker 747 Charger GanPrime 150W」のスペックの違いを見ていきましょう!
Anker 747 Charger GanPrime 150Wは、一見単ポートで150W出力できるように見えますが、実は単ポート100Wしかでないので注意が必要です。
製品 | CIO NovaPort TRIO 140W3C | Anker 747 Charger GanPrime 150W |
---|---|---|
価格 | 12,980円 | 14,990円 |
カラー | ブラック ホワイト | ブラック |
サイズ | 約6.3 x 6.9 x 3.0 cm | 約6.1 x 6.8 x 3.1 cm |
重量 | 約227 g | 約232 g |
USB-Aポート | ー | (最大22.5W) | 1
USB-Cポート | (各ポート最大140W) | 3(各ポート最大100W) | 3
ACコンセント | ー | ー |
単ポート 最大出力 | 140 W | 100 W |
複数ポート 合計最大出力 | 142 W | 150 W |
その他 | 折り畳み式プラグ CIO独自技術 NovaIntelligence CIO独自技術 Nova Safety | 折り畳み式プラグ Anker独自技術PowerIQ4.0を搭載 Anker独自技術ActiveShieldを搭載 |
CIO NovaPort TRIO 140W3CとAnker 747 Charger GanPrime 150Wのデザインの違い
まずは、デザインや質感にどのような違いがあるか見ていこうと思います。
パッケージ
パッケージは、どちらもよくあるパッケージですね。CIOの方は、店舗購入するとまた別のパッケージになります。
CIO NovaPort TRIO 140W3C
Anker 747 Charger GanPrime 150W
全体
Ankerの方は高級感がありますが、CIOもシボ加工されていて悪くないです。
どちらも違った良さがあるなと感じます。
Ankerの側面に、GaNPrimeというロゴがあるんですが、正直余計だなと…感じました。
CIO NovaPort TRIO 140W3C
Anker 747 Charger GanPrime 150W
CIO NovaPort TRIO 140W3CとAnker 747 Charger GanPrime 150Wを詳しく比較
上記で色々紹介した違いをまとめつつ、もう少し詳しく比較していこうと思います!
カラー・サイズ・重量は、どちらも同じくらい
まずは、カラーですが、Ankerはブラックのみ、CIOはブラック・ホワイトが販売されています。
どうしてもホワイトが欲しいという方は、CIOを選択することになりますね。
サイズ・重量に関しては、多少CIOの方が優勢ですが、正直使用していて違いが分かるかと言われると全くわかりません。
なので、この辺はどちらを選んでも問題ないと思います。
USB-Cは同じ数あるが、USB-Aに注意が必要
ポートは、Ankerの方がUSB-Aが1ポート多くなっています。
USB-Aを多用する方は、CIO NovaPort TRIO 140W3Cだとケーブルを全て入れ替える必要があります。
製品 | CIO NovaPort TRIO 140W3C | Anker 747 Charger GanPrime 150W |
---|---|---|
USB-Aポート | ー | 1 (最大22.5W) |
USB-Cポート | 3 (各ポート最大140W) | 3 (各ポート最大100W) |
ただし、ノートPCなどを充電しようとしている方は、次で説明する単ポートの最大出力も注意するようにしてください。
最大出力にも大きな違いあり!
今回、一番注意してほしいのが、単一ポートの最大出力になります。
下記に各ポートを利用した際の出力表をそれぞれ乗せています。
CIO NovaPort TRIO 140W3C
利用ポート | C1 | C2 | C3 | Total |
---|---|---|---|---|
C1 | 140W | ー | ー | 140W |
C2 | ー | 140W | ー | 140W |
C3 | ー | ー | 140W | 140W |
2ポート | 合計135W | 合計135W | ー | 135W |
3ポート | 合計142W | 合計142W | 合計142W | 142W |
Anker 747 Charger GanPrime 150W
利用ポート | C1 | C2 | C3 | A1 | Total |
---|---|---|---|---|---|
C1 | 100W | ー | ー | ー | 100W |
C2 | ー | 100W | ー | ー | 100W |
C3 | ー | ー | 100W | ー | 100W |
A1 | ー | ー | ー | 22.5W | 22.5W |
2ポート(C+C) | 合計150W | 合計150W | ー | ー | 150W |
2ポート(C1+A1) | 合計24W | ー | ー | 合計24W | 24W |
2ポート(C2/3+A) | ー | ー(100W) | 100W | 22.5W | 122.5W |
3ポート(C1+C2+C3) | 合計150W | 合計150W | 合計150W | ー | 150W |
3ポート(C1+C2/3+A1) | 合計122.5W | ー | 合計122.5W | 合計122.5W | 122.5W |
3ポート(C2+C3+A1) | ー | 合計150W | 合計150W | 合計150W | 150W |
4ポート | 合計150W | 合計150W | 合計150W | 合計150W | 150W |
これを見てもらうとわかるのですが、「CIO NovaPort TRIO 140W3C」は単一で140W出力されているのに対し、「Anker 747 Charger GanPrime 150W」は100W出力しかされておりません。
140Wであれば、MacBook ProやゲーミングノートPCの充電が可能ですが、100Wでは高スペックのノートPCは充電できません。
下記にデバイスの充電に必要な出力を参考として載せているので、自分はどれに当てはまるか確認してみてください。
- iPhone11シリーズ以前(急速充電):18W
- iPhone12シリーズ以降・Androidスマホ(急速充電):20W
- PPS対応のAndroidスマホ(Super Fast Charging対応):25W
- MacBook Air・iPad・Nintendo Switch:30W
- スタンダードWindowsノートPC:60W
- 14インチMacBook Pro(M3):70W
- 14インチMacBook Pro(M3 Pro、M3 Max):96W
- ハイスペックWindowsノートPC:100W
- ゲーミングノートPC:140W
- 16インチMacBook Pro:140W
結論:「CIO NovaPort TRIO 140W3C」がおすすめ!
今回は、140W出力の充電器のおすすめという点でいくと、「CIO NovaPort TRIO 140W3C」になります。
(Ankerはそもそも100W充電器なので…)
単ポートで140W出力できる充電器で、複数ポートあるのはAnkerでは発売されていないため、ほぼCIO一択と言っていいかなと思います。(UGREENなどでも発売されていますが、サイズがでかすぎたり、機能面が劣っていたりするので、比較にもなりませんでした。)