東プレからREALFORCE R3が発売されましたね!
今まで、無線の静電容量無接点方式のキーボードが欲しい場合、HHKBしか候補がないと言っても過言ではなかったのですが、ようやくREALFORCEとの比較ができるようになりました!!
REALFORCE R3かHHKB Professional HYBRID Type-S(HHKB Professional HYBRID、HHKB Professional Classic)で迷っている方にむけて、個人的にどっちがおすすめかを紹介していきます!
結論を先に言っておくと…
余程、HHKBにこだわりがない限りは、「REALFORCE R3」がおすすめです!
どちらもいいキーボードなのですが、HHKB Professional HYBRID Type-Sは配列の癖が強くて、慣れる前に使わなくなる可能性が高いです。
逆にいうと、英語配列を使う方や、HHKBの配列に慣れてよりパフォーマンスを出していきたいと思っている、エンジニアやクリエイターなどプロの方は、「HHKB Professional HYBRID Type-S」も検討してみていいかなと思います。
ただ、私個人的には、HHKBになれるとHHKBのキーボードしか使えなくなってくるので、REALFORCE R3がいいかなと思っています!!
REALFROCE R3とHHKB Professional HYBRID Type-Sのスペックの違い
まずは、REALFORCE R3とHHKB Professional HYBRID Type-Sのスペックの違いを見ていきましょう!
キースイッチは、どちらも東プレの静電容量無接点方式のスイッチを利用していますので、打鍵感は似ています。
ただ、実際に使ってみると、キー荷重が同じ45 gでもREALFORCE R3の方がスコスコっという感じがして、より好みでした。
HHKBのType-Sは、静音タイプなのでその辺も気をつけた方がいいかもしれません。(HHKB Professional HYBRIDの方が、REALFORCE R3に近い印象ですが、こちらも全く一緒の打鍵感というわけではありませんでした。)
他の性能は、表を見てもらえればわかる通り、スペック表上はそこまで大きな差はないです。
製品 | REALFROCE R3 | HHKB Professional HYBRID Type-S |
---|---|---|
価格 | テンキー無:34,540円 | テンキー有: 34,980円テンキー無:36,850円(税込) | テンキー有:ー
スイッチ | 東プレスイッチ (静電容量無接点方式) | (静電容量無接点方式) | 東プレスイッチ
サイズ | テンキー無:37.9 x 16.3 x 3.9 cm | テンキー有:46.5 x 16.3 x 3.9 cmテンキー無:32 x 14 x 5 cm | テンキー有:ー
重量 | ホワイト | ブラック白(オフホワイト・グレー) 雪(ホワイト) | 墨(ブラック)
カラー | 1.3 kg | 0.54 kg |
接続方法 | 有線(Type-C) | Bluetooth5.0有線(Type-C) | Bluetooth4.2
動作対象OS | Windows,Mac | Windows,Mac |
電源 | 単三電池 | 単三電池 |
キー配列 | US配列(英語配列) | JIS配列(日本語配列)US配列(英語配列) | JIS配列(日本語配列)
テンキー有無 | 両方あり | テンキーレスのみ |
キーピッチ(キーの距離) | 19 mm | 19.05 mm |
キーストローク(キーの深さ) | 4 mm | 3.8 mm |
キー荷重 | 45 g 変荷重 | 30 g45 g |
アンチゴースト (複数同時押下の誤入力防止) | 有 | 有(公式なし) |
Nキーロールオーバー (複数同時押下可能数) | 6キー | 有(公式なし) |
REALFORCE R3とHHKB Professional HYBRID Type-Sのデザインの違い
続いては、デザインの違いを見ていきましょう!
REALFORCE R3は、少し丸っこいデザインで、キーキャップにも高級感があります。
重量もそこそこあるので、高級キーボードって感じがしますね。
一方、HHKB Professional HYBRID Type-sは、スタイリッシュなデザインです!
軽くて、コンパクトなので高級感があるかと言われると微妙ですが、墨(ブラック)とか無刻印だとよりスタイリッシュでかっこいいです!(私は、白を買いましたが、少し安っぽく見えるかも。。。)
全体
デザインだけをみると、REALFORCE R3は少し野暮ったいデザインなのに対し、HHKB Professional HYBRID Type-Sは、スタイリッシュなデザインなのがわかります。
色が違うので、比較しにくいのですが、単純な高級感という点で行くと、REALFORCE R3の方が高級感があるなという印象でした。
大きな違いは、配列にあります。この後詳しく比較しますが、このタイミングでHHKBの配列を見てもらって、なれることが出来そうか判断してみるといいかもしれません!!
REALFORCE R3
HHKB Professional HYBRID Type-S
キーキャップ
キーキャップの違いは、画像ではわかりずらいのですが、REALFORCE R3のキーキャップはマッド仕様になっていて、いい感じです!(触り心地がいい!!)
HHKBのキーキャップは、安っぽい感じがして、もう少し…という感じですね。
REALFORCE R3
HHKB Professional HYBRID Type-S
キースイッチ
キースイッチは、どちらも東プレのキースイッチになっていますので、違いはありません。
REALFORCE R3の方は、キー荷重が30 gなので軸の色が違うっぽいです。(正しいかは不明)
REALFORCE R3は、キー荷重45 gも試しましたが、HHKBの方が、少し軽い印象がありました。
REALFORCE R3
HHKB Professional HYBRID Type-S
REALFORCE R3とHHKB Professional HYBRID Type-Sを詳しく比較
色々紹介してきましたが、実際に利用して感じたことを踏まえて、もう少し詳しく違いを説明していきます。
配列の違いに気を付ける!
REALFORCE R3とHHKB Professional HYBRID Type-Sの違いで、最も気を付けなければいけないのは、「キー配列」の違いです。
もっというと、ここだけでどっちを購入するか判断していいと言ってもいいくらいです。
REALFORCE R3の配列は、本当にシンプルで一般的な配列になっており、誰でも利用できる万人受けする配列になっています!
なので、今まで利用してきたキーボードのよりハイエンドで使いやすいキーボードが欲しいと思っている方に、おすすめです!!
その一方で、HHKB Professional HYBRID Type-Sは、よりタイピングスピードを意識した配列になっており、癖が強すぎます。今までのキーボードとは全く別の入力装置だと思ってもらえればいいかなと思います。
正直、ほとんどの人が慣れる前に使わなくなる気がします。
特に、日本語配列の場合、HHKBのサイズでは無理やり詰め込んでいる感じがして、さらに使いずらいです。
(日本語入力切り替えのキーがどこにあるか見てみると一目瞭然です。)
ほとんどの方は、「REALFORCE R3」がおすすめで、プログラマーやクリエイターなど、よりパフォーマンスを出したいと思ってる方は「HHKB Professional HYBRID Type-S」を選んでみるといいと思います!
また、仕事などで他のキーボードも利用するという方は、HHKBになれると他のキーボードが使いづらくなってしまうので、注意が必要です。
打鍵感の違いに気を付ける!
REALFORCE R3とHHKB Professional HYBRID Type-Sは、同じキースイッチを利用しているはずですが、打鍵感には少し違いがあります。
同じキー荷重で比較した場合、REALFORCE R3の方が、スコスコ感があってすごく打鍵していて気持ちがいいです!!
HHKBは軽すぎて物足りない感じがしました。(特にType-Sは静音タイプになっているので、軽すぎました。)
個人的に打鍵感で選ぶなら、「REALFORCE R3」が好きです!
サイズの違いに気を付ける!
最後の違いは、サイズになります。
ここは、オマケみたいな感じもありますが。
HHKBは、コンパクトキーボードが有名なだけあって、非常にコンパクトになっています。(これが日本語配列には無理があるのですが。)
持ち運びをよくするような方であれば、HHKBのサイズ感、軽さは非常にありがたいことだと思います!
その一方で、REALFORCE R3は、テンキーレスでもそこそこのサイズ感です。また重量も結構あります。
持ち運び用というよりは、据え置き用だと認識しておくといいかなと思います!
結論:REALFORCE R3がおすすめ!
色々違いを説明していきましたが、結論は「REALFORCE R3」がおすすめです!!
やはり、シンプルな配列の方が、使いやすいです!
その一方で、HHKBに慣れてよりタイピングスピードを向上させたい方や、英語配列を使っている・使っていきたいと思っている方は、HHKB Professional HYBRID Type-Sも検討してみていいかなとは思います。
(HHKBを購入する場合は、必ず店頭で試すことをおすすめします。)