最近よく見かけるようになった「自作キーボード」。
打鍵感や見た目にこだわったり、自分好みにカスタマイズできたりして、なんだか楽しそうだな〜と思ってたんですが……
正直、「はんだ付けが必要」とか「英語配列ばっかり」とか、初心者にはちょっとハードル高くない?って感じてました。
そんなときに出会ったのが Pulsar CMGK。
なんとこれ、JIS配列対応で、ホットスワップ(スイッチを簡単に交換可能!)にも対応してるという、初心者にめちゃくちゃやさしいキーボードでした!
この記事では、私が初めて「自作まではいかないけど、ちょっとカスタムしてみた」体験をゆる〜く紹介していきます。
はんだ付けも一切なし、工具もほとんど必要なしで、大満足でした!
自作キーボードとカスタムキーボードの違い(あくまで私の感覚です)
まず最初にお伝えしておくと、「カスタムキーボード」という言葉は、正式なジャンル名ではありません。
世間では「自作キーボード」とまとめて呼ばれることが多く、「自分で組んだら全部“自作”」という扱いが一般的だと思います。
でも、私の中では「自作」と聞くと、
- はんだ付けをしないといけない
- PCB(基板)やプレートなど細かいパーツを自分で選ばないといけない
- そもそも組み立てに時間が掛かりそう
というふうに、かなり本格的で上級者向けというイメージがあります。
一方で、今回私が挑戦したのは、
ホットスワップ対応の完成済みキーボードに、好きなスイッチやキーキャップを取り付けて、自分好みにカスタマイズするだけというもの。
これなら、はんだ付けも不要だし、工具もほとんどいらない。
それでも見た目や打鍵感がガラッと変わるので、十分に「自分だけのキーボード感」が味わえます!
なので私はこのスタイルを、勝手ながら「カスタムキーボード」と呼んでいます(笑)
「自作キーボードに興味はあるけど、ちょっと難しそう…」という方は、ぜひこの“カスタム”から始めて、キーボードの楽しさに触れてみてください!そして、一緒にカスタムキーボードを広めましょう!!(笑)
用意したもの(購入したもの)を紹介!
①キーボード本体:Pulsar Gaming Gears PCMK(JIS配列)
まずは、キーボード本体になります。JIS配列対応でホットスワップ対応となると、Amazonで見る限りではこれ一択になってしまいました。
②キーキャップ:GRAPHT Designer Keycaps
次は、キーキャップですね。実はこれが結構探すの大変でした。
こちらがPulsar Gaming Gears PCMKのレイアウトですが、spaceのサイズが4.25uというサイズになっています。
このサイズが中々セットだと見つからず、ようやく見つけたのが「GRAPHT Designer Keycaps」になっています!
- 素材:PBT
- 印字:昇華印刷
- 色:白と黒の2色展開(差し色のキーキャップもあるのでカスタム感がありますね!(笑))
キーキャップを個別で買えば他のキーキャップもあると思いますが、今回は初めてということでセットですべて揃う「GRAPHT Designer Keycaps」を選びました!
(ASBならPulsar公式で売っていたりもしますが、カスタム感がないですし、せっかく作るならPBTが良いですよね。。。)
③キースイッチ:KiiBoomとEPOMAKER
今回は実際に利用するキーボードを作るわけではなかったため、色々キースイッチを買ってみました!
キーキャップにそれなりにお金をかけたので、キースイッチは安めのものにしています。
購入したのは、KiiBoomとEPOMAKERというブランドのキースイッチです。
どれもリニアでセール価格だと1,000円台で購入できるものです。
個人的には、KiiBoom Crystalがおすすめです!RGBもきれいに透過しますし、打鍵感もしっかりあります。(個人的に押下圧は重い方が好きなので!)
Pulsar Gaming Gears PCMKは、91ピース必要なのでキースイッチを購入する方は91個以上になるように購入してください。
大体、30~35個入りになっています。EPOMAKERは30個入りなので4箱必要なので注意してください。
KiiBoomであれば、35個入りなので3箱あれば足ります。
スイッチ | KiiBoom Crystal | EPOMAKER JadeBlossom | EPOMAKER Wisteria |
---|---|---|---|
価格 | 2,550円 | 2,780円 | 2,780円 |
タイプ | リニア | リニア | リニア |
押下圧 | 55g | 35g | 39g |
ピース数 | 35個 | 30個 | 30個 |
おすすめ!!
キースイッチは沢山種類がありますので、ぜひ色々キースイッチを試してもらえると良いかなと思います!
実際にキーボードを作ってみた!
Pulsar Gaming Gears PCMKを開封!
キースイッチやキーキャップがまだ付いていないキーボードの本体と、ケーブル、スイッチ&キーキャッププラーがない方していました。
本体はアルミニウム合金構造なので非常に品質も良さげです!!

また、裏面が透明になっており、凄くかっこいいデザインになっています!!

キースイッチを挿す!
本来の自作キーボードだと、はんだ付けがあったりと色々手順があるのですが。
今回は、カスタムキーボード!このままキースイッチを挿していきます!
実際に利用する方は、おそらく同じキースイッチを使った方がいいですが、私はお試しということで。
3種類のキースイッチを挿していきました!(指すときに向きだけ気を付けるようにしましょう!)

キーキャップを付ける!
最後にキーキャップを付けて、手順としては最後になります!
時間で言えば、15分程度あればゆっくり作業できると思います。こんなに簡単なら何個でもキーボード作れちゃいますね(笑)
全部、キーキャップを付けるとこんな感じです。
一部は黄色のキーキャップにしてみました!本体が白なので、黒はいまいちかなとも思いましたが、これはこれで絶対に売ってないような配色になったのでありです!!

カスタムキーボードを使ってみた!
実際に使ってみました!忘れてましたが、RGBが付いてますので光ります!!
キーキャップが透明ではないので若干もったいない気もしますが、これでも結構いい感じ。

ちなみに画像では、Pulsar Gaming Gears PCMKについてきたケーブルではなくて、MAMBASNAKEのコイルケーブルを利用しています!付属のはダサかったので、、、
ケーブルもせっかくなら拘りたいという方は、ぜひ買ってみるといいと思います!!(ポールが同じものが売り切れだったので、別の商品のリンクを張っています。)
部屋を暗くしてみました!結構いい感じで大満足です!

カスタムしてみた感想!
初めてカスタムキーボードというなの自作キーボードを作ってみましたが、かなり大満足でした!
かなり簡単で15分もあれば作ることができるので、これなら忙しい方でもオリジナルのキーボードが作れると思います!
- カスタムキーボードは、ある程度作られたものなので失敗が少ない!
- 忙しくて自作出来ない人でも、短時間でオリジナルなキーボードを作ることができる!
- 打鍵感や見た目を好みにできるので、仕事やゲームがさらに楽しくなる!
ただし、デメリットもあります。
今回、Pulsar Gaming Gears PCMKを使ってカスタマイズしましたが、JIS配列対応のホットスワップキーボードはあまり多くありません。値段も結構しますので、お手頃に作れるかと言われると少し難しいです。
また、同じようにキーキャップもJIS配列はあまり多くないので、個別でそろえたりする必要があります。
- JIS配列でホットスワップ対応のキーボードが少ない。
- JIS配列のキーキャップが少ない。(JISの中でも4.25uはかなり少なかった。)
どこかのタイミングで、US配列に乗り換えないといけないですね。(笑)
まとめ:今回、利用したもの!
最後に今回利用したものをまとめて終わりにします!
これだけで、簡単にキーボードが作れてしまいますので、ぜひ参考にして作ってみてください!!
①キーボード本体:Pulser Gaming Gears PCMK
⇒JIS配列ならこれ!他のキーボードでもホットスワップなら一度外して別のを付けるとかも可能!
②キーキャップ:GRAPHT Designer Keycaps
⇒Pulser Gaming Gears PCMKを使うなら、セットのキーキャップはこれだけかも。。
③キースイッチ:KiiBoom Crystal 35ピース(91ピース必要なので、3箱必要になります)
⇒今回利用した中だとこれが一番おすすめ!透明なのでRGBもきれいです!
④ケーブル等:MAMBASNAKE コイルケーブル、ポール
⇒純正ケーブルが嫌な方は、こちらを使っていただくとかっこよくなるかと思います!