HHKBから発売されている「HHKB Professional HYBRID Type-S(日本語配列)」を手に入れたので、レビューしていきます!!
コンパクトではあるが少し癖のあるHHKBのキーボードは、本当に使いやすいのか、実際に使ってみた感想を載せていますので、HHKBのキーボードを買おうか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください!
結論だけ先に言っておくと、日本語配列のキーボードが欲しい方は、Professional HYBRID Type-Sではなく、「REALFORCE R3」がおすすめです!
Professional HYBRID Type-Sは、日本語配列の場合無理やり詰め込んだ感があり、慣れるのにすごく時間がかかります。
その点、REALFORCE R3は無理のない誰でも使える配列になっており、打鍵感もすごく気持ちがいいです!
Professional HYBRID Type-Sのスペック
まずは、Professional HYBRID Type-Sのスペックから見ていきましょう!
定価は、22,000円(税込)になっています。テンキーレスの場合、20,350円(税込)ですね。
キーボードの中では、ハイエンドの部類です。
製品 | Professional HYBRID Type-S |
---|---|
価格 | 36,850円(税込) |
スイッチ | 東プレスイッチ(静電容量無接点方式) |
サイズ | 32 x 14 x 5 cm |
カラー | 白(オフホワイト・グレー) 雪(ホワイト) | 墨(ブラック)
重量 | 0.54 kg |
接続方法 | 有線(Type-C) | Bluetooth4.2
動作対象OS | Windows,Mac |
電源 | 単三電池 |
キー配列 | US配列(英語配列) | JIS配列(日本語配列)
テンキー有無 | なし |
キーピッチ(キーの距離) | 19.05 mm |
キーストローク(キーの深さ) | 3.8 mm |
キー荷重 | 45 g |
アンチゴースト(複数同時押下の誤入力防止) | 有(公式なし) |
Nキーロールオーバー(複数同時押下可能数) | 有(公式なし) |
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Professional HYBRID Type-Sのデザイン
まずは、デザインから見ていきましょう!
初見は、コンパクトでスタイリッシュな印象で、素直にかっこいいです!
パッケージ
パッケージからスタイリッシュ感満載ですね!(この日は、Realforceも届いたこともあって、すごくスタイリッシュに見えました!笑)
薄らあるHYBRIDという印刷がかっこよくて、開ける前からワクワクします!
全体
キーボード自体も、もちろんコンパクトです!しかも、想像以上に軽い!
今回は、白を買ってみました!配色がレトロ感あってよくないですか!!
HHKBの墨も好きなので、ブラックがいい方はそちらもみてみてください!
背面はシンプルですね!
DIPスイッチがカバーで隠れているのは、ポイント高いですね。剥き出しになっているのは好みではないので。
あとは、角度調整が2段階になっているのも、いいですよね!!
電池を入れるのは、上部の筒になっている部分です!これの筒の部分が実は憧れだったりします笑
HHKBといえばみたいに勝手に思ってます…
キーキャップ
白の場合、キーキャップは「グレー」と「オフホワイト」の2色で構成されています。
質感は、全然悪くないのですが、少し安っぽさがありますね。(Realforceの方が個人的に好きです。)
キースイッチ
キースイットは、東プレ製なので、Realforceと同じです。
Professional HYBRID Type-Sの使用感
続いては、Professional HYBRID Type-Sを実際に使用してレビューしていきます!
接続は安定している
Bluetooth 4.2とのことで、最新とはいきませんが、接続が切れることもなく快適に打鍵することができます!
レビューを見ていても、接続不良はあまり見かけないので、接続は安定していると思っていいと思います。
欲を言えば、USBレシーバーでも接続できるとよりいいのですが…(まあ、Logcool以外では無理ですね。)
打鍵感が軽くて、物足りない
HHKBのキーボードの打鍵感を褒める方は多くいますので、あくまで私個人の感想にはなりますが。
個人的に、HHKBの打鍵感は、軽くて物足りなく感じてしまいました。
HHKBのキー荷重は45 gですが、Realforceの45 gと比べると明らかに軽いです。
スコスコ感が好きな私としては、Realforceの方が圧倒的に打鍵していて気持ちがいいです!!
打鍵感や打鍵音は、Realforceに到底及ばないなという印象を持ちました。
日本語配列では、少し無理がある配列
HHKBは、コンパクトで合理的な配列が売りのキーボードです。
ホームポジションを崩さずに色々できるので、本当のプロ仕様のキーボードだと思います。
ただこれは、英語配列の場合に限ると私は思っています。
日本語配列の場合、明らかに無理やりキーを詰め込みました感が否めません。
もちろん慣れないと最高のパフォーマンスを発揮しないキーボードだと認識はしていますが、日本語配列において、これが本当に合理的なのか?と素直に思いました。
また、Fnキーとの組み合わせで操作するキーが多すぎます。慣れればいいという方もいますが、それまでの効率が悪すぎてほとんどの方が途中で断念すると思います。
配列の癖が強すぎて、他のキーボードが使えない
上記と同じような内容になってしまいますが、配列のクセが強すぎて、慣れるのにも時間がかかりますし、他のキーボードが使えなくなってしまいます。
特にいやなのが、「日本語入力キー」ですね。
通常のキーボードであれば、日本語入力キーは左上にありますが、HHKBでは左下のFnキーの隣にある「HH」と書かれたキーになります。
そして、日本語入力キーが本来ある位置が、「Esc」になっているので、間違えて押すと入力が消える。。。やめてほしいですね。。。笑(スペースキーも短すぎない?!)
なので、今まで使ってきたキーボードとは、全く別物として使うような形がいいと思います。
会社では普通のキーボードを利用しているという方がいれば、配列が全然違うので注意したほうがいいかもしれません。
Bluetoothで4台の端末を接続切り替え可能!切り替えは少し面倒かも
Bluetoothでの接続は、4台まで保存可能で簡単に切り替えることができます。
複数台のパソコンを保有している方には、すごくおすすめです!
切り替え方法は、「Fn」+「Control」+「1~4」という少しめんどくさい仕様です。
コンパクトにするためには仕方がないのかもしれませんね。
Professional HYBRID Type-Sの良いところ
Professional HYBRID Type-Sのいいところをまとめておきます!
上記に挙げた以外にも、良いところはたくさんあります!
- 静電容量無接点方式なので長く使える!
- 打鍵感が心地よい!(少し物足りない)
- コンパクトで場所を取らず、持ち運びもしやすい!
- 慣れることができれば、スピーディなタイピングが可能!
- ホームポジションから動かないので、無駄が少ない!(慣れるまで大変)
- Bluetoothで4台接続切り替えが可能!
- 有線での接続も可能!(別途市販のケーブルを購入する必要あり。)
- デザインは、スタイリッシュでかっこいい!
Professional HYBRID Type-Sの残念なところ
残念だなと思ったポイントもまとめておきます。
この辺を気をつけて、購入すると失敗のない買い物ができるかなと思います!
- 配列に癖があるので慣れるのが大変。
- 日本語配列の場合、想像以上に使いにくい
- HHKBの配列に慣れると、他のキーボードが使えなくなる
- キーキャップが少し安っぽい
- 打鍵感が物足りない
- Bluetoothの切り替えが少し面倒
HHKBのキーボードしか使わない人、慣れるまで使い続けることができる人におすすめ!
Professional HYBRID Type-Sは、HHKBのキーボードしか使わない人、慣れるまで使い続けることができる人にはおすすめです!
慣れれば、ホームポジションを崩さずにスピーディーなタイピングが可能になります!!
しかし、ほとんどの人には、おすすめしません。
もし、Professional HYBRID Type-S 日本語配列を買おうとしているなら、一度「REALFROCE R3」を見てみることをお勧めします。
HHKBとは正反対で、誰にでも使えて無理のない日本語配列になっていますし、打鍵感もすごくいいです!