REALFORCEは、東プレが製造・販売しているハイエンドキーボードシリーズです。
静電容量無接点方式というスイッチを採用し、心地の良い打鍵感や高耐久性、チャタリングが起きないなど多くのメリットを持っています。
静電容量無接点方式のキーボードといえば、「東プレ REALFORCE」か「PFU HHKB」が有名だと思います。
HHKBは少し独特な配列をしていたりするのですが、REALFORCEは万人受けする非常にシンプルな配列が特徴です。
そんなREALFORCEから新モデル「REALFORCE R3S」が発売されたので、実際に利用した感想をレビューしていきます！
もし、購入に悩んでいる方がいれば、参考にしてみてください！
REALFORCE R3Sのスペック
まずは、REALFORCE R3Sのスペックから見ていきましょう！
定価は、フルサイズで23,100円（税込）になっています。テンキーレス（TKL）の場合、20,900円（税込）です。
セール時で、大体フルサイズで21,000円、TKLで19,000円ほどになっている時がお買い得かなと思います。
| 製品 | REALFORCE R3S |
|---|---|
| 価格 | テンキー有：23,100円 テンキー無：20,900円 |
| スイッチ | 東プレスイッチ（静電容量無接点方式） |
| サイズ | テンキー有：45.5 x 14.2 x 3.8 cm テンキー無：36.9 x 14.2 x 3.8 cm |
| カラー | ブラック ホワイト |
| 重量 | テンキー有：1.4 kg テンキー無：1.1 kg |
| 接続方法 | 有線（Type-A） |
| 動作対象OS | Windows |
| 電源 | ー |
| キー配列 | JIS配列（日本語配列） US配列（英語配列） |
| テンキー有無 | 両方あり |
| キーピッチ（キーの距離） | 19 mm |
| キーストローク（キーの深さ） | 4 mm |
| キー荷重 | 30 g 45 g 変荷重 |
| アンチゴースト(複数同時押下の誤入力防止) | 有 |
| Nキーロールオーバー(複数同時押下可能数) | フルNキーロールオーバー |
Majestouch Convertible 3のデザイン
パッケージ・付属品
REALFORCEのパッケージは、こんな感じです！
毎回ですが、かなり大きいのでビビります。笑
付属品は、何もなかったです。（説明書と保証期間を延ばすためのチラシのみ）
全体
キーボード本体は、今までのREALFORCEに近い感じで、スタイリッシュになっています！
写真は、少し光が強いのですが、全体的にマッド加工になっていて高級感があります。
右上のREALFORCEというロゴ部分が、やっぱREALFORCE感があっていですよね！笑
背面は、スタンドとコードを配線するための溝があります。
コードは、左右と上のどれかから出すことができるので、邪魔になりにくいようになっています。
キーキャップ
REALFORCE R3Sのキーキャップは、全てレーザー印刷になっています。
よくあるやすいキーボードのキーキャップよりは、印字が消えにくいのですが、昇華印刷と比べると消える可能性は高いです。
REALFORCE R3の昇華印刷のキーキャップは、無刻印っぽい印象もあってかっこいいので、ぜひ昇華印刷も販売して欲しいところですね。。。
キースイッチ
今回は、キースイッチはキー荷重45gを選びました。
30gだと少し打鍵感が物足りない感じがするので。スイッチは、メカニカルのスイッチが好みです！笑
REALFROCE R3Sの使用感
REALFROCE R3Sを実際に使用してレビューしていきます！
無線接続ができないのは、残念ポイント
REALFORCE R3Sは、残念ながら無線接続は非対応になっています。
有線接続だと、コードが机上に出てしまいますので、スタイリッシュではないですね。。。
有線で問題ない方はいいですが、無線接続できるキーボードがいいという方は、「REALFORCE R3」を購入することをお勧めします。
REALFORCE R3は、有線と無線の両方で接続できるハイブリッドモデルがありますので、Bluetoothでの接続が可能です。
心地よい打鍵感は癖になる！
REALROCERのいいところは、やっぱり癖になる打鍵感ですよね！
もちろん、REALFORCE R3SもいままでのREALFROCEと同じようなスコスコというような打鍵感になっています！
気をつけて欲しいのは、キー荷重です。キー荷重は、キーを押下する際の重さだと思ってください。
REALFROCE R3Sには、30g, 45g, 変荷重の3種類があります。
個人的には、30gは軽過ぎて打鍵感が物足りない感じがします。軽いので、ミスタイピングも増えるような気もします。
一般的なキーボードのキー荷重は、55gななので45gでも軽めです。気持ちいい打鍵感を求めている方は、45gがいいかなと思います。
癖のない日本語配列が嬉しい！
静電容量無接点方式のキーボードで、日本語配列というとほとんど種類がありません。
また、日本語配列でも癖のある配列もあります。（HHKBなんかはその代表）
癖のある配列でも慣れたらよりいいのですが、仕事で別のキーボードを利用するときなどに、苦労します。
その点、REALFORCE R3は、癖のないシンプルな日本語配列になっておりますので、今までのキーボードで慣れている通りにタイピングすることが可能です！
オフィスでは、違うキーボードを利用しているなど、特殊な配列に慣れたくない方は、REALFORCE R3Sはおすすめです！
静音タイプも選べる！
REALFORCE R3Sは、「標準」と「静音」の2種類から選ぶことができます。
静音の場合は、金額が2,000円ほどお高いですが。。
個人的には、標準タイプの打鍵音が好きなのですが、静かなキーボードが欲しいという方は、静音タイプを購入することをお勧めします。
（標準でも、そんなにうるさくはないので、オフィスで使っても何か言われるようなことはないと思います。）
REALFROCE R3Sの良いところ
REALFROCE R3Sのいいところをまとめておきます！
上記に挙げた以外にも、良いところはたくさんあります！
- 静電容量無接点方式なので、耐久性が高く長く使える！
- 心地よい打鍵感が癖になり、タイピングしたくなる！
- 癖のない日本語配列なので、誰でも使い易い！
- デザインがスタイリッシュでかっこいい！
- キーキャップは、レーザー印刷なので印字が消えにくい！
- APC機能も搭載しているので、タイピングスピードを上げたい方は設定変更可能！
- それ以外にも専用ソフトウェアで、キーマップを変更したりもできる！
REALFORCE R3Sの残念なところ
残念だなと思ったポイントもまとめておきます。
正直、完璧なキーボードだと思っているので、あんまりないんですが。。。
- 有線接続のみなので、コードが邪魔になることがある。
- キーキャップは、昇華印刷も選べたら嬉しかった（昇華印刷のキャップだと無刻印っぽくてカッコいいので）
スタイリッシュで癖のない日本語配列のプロ仕様キーボードを探している方におすすめ！！
癖のない日本語配列の静電容量無接点方式キーボードは、REALFORCEだけだと思います。
有線接続で問題なくて、スタイリッシュなプロ仕様キーボードを探している方は、「REALFORCE R3S」を検討してみてはいかがでしょうか！
無線接続したい方は、「REALFORCE R3」を検討してみるといいと思います！
