Logicoolから発売されているエルゴノミックデザインのキーボード「Ergo K860」手にいれることができたので、レビューしていきます!!
Ergo K860は、キーボードの形状や位置を調整することで、手や指、腕の負担を軽減することができるキーボードになっています。
キーボードの形状が、他のキーボードとは明らかに異なるので、おすすめできる人とできない人は別れてしまいますが、キーボードを長時間使う人や、パソコン作業が多い人にはぜひおすすめしたいキーボードです!
Ergo K860のスペック
まずは、Ergo K860のスペックから見ていきましょう!
定価は、19,470円(税込)になっています。パンダグラフのキーボードですので、ハイエンドモデルと言っていいと思います。
製品 | Ergo K860 |
---|---|
価格 | 19,470円(税込) |
スイッチ | パンダグラフ |
サイズ | 45.6 x 23.3 x 4.8 cm |
カラー | グラファイト |
重量 | 1.16 kg |
接続方法 | Bluetooth | USBレシーバー
動作対象OS | Windows,Mac ,ChromeOS |
電源 | 単四電池 |
キー配列 | JIS配列(日本語配列) |
テンキー有無 | テンキー有のみ |
キーピッチ(キーの距離) | 18 mm |
キーストローク(キーの深さ) | 1.8 mm |
アンチゴースト(複数同時押下の誤入力防止) | ー |
Nキーロールオーバー(複数同時押下可能数) | ー |
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Ergo K860のデザイン
デザインは、独特な形をしていて、かっこいいですね!
エルゴノミックデザインは、他とは違うデザインをしていることが多く差別化できるので、自慢したくなるキーボードが多いです。
全体
全体的に、湾曲したデザインが特徴です!
高級感があるかと言われると、数万円の割には高級感はないかなと思います。お値段的には、MX KEYSくらいの高級感があってもいいのになと感じてしまいます。
(RealforceとかFilcoの方が、やはり高級感はありますね。。。)
パームレストは、取り外しができない仕様になっているのが、少し残念なポイントではあります。パームレストが汚れたらキーボードの終わりという形になりそうです…(エルゴノミックデザインとして必須なのかもしれないですが。)
キー配列も他とは違ってクセがありますね。分割されている形で、中央に向かって山なりになっているような感じです。
裏面は、一般的な感じですね。余計な機能はないので、シンプルな感じになっています。
横からだとこんな感じで湾曲しているのがわかります!!
高さ調節は、4度と7度の2段階で可能になっています。
キー
キーも、数万円するキーボードとしては、安っぽさがありますね。
数千円のキーボードと言われても、納得できる感じの仕上がりです。
また、Enterが小さいですよね。この辺は実際の使用感でレビューしますが、気になるところです。
付属品
付属品は、Unifyingレシーバーになります。
こちらのキーボードのいいところは、BluetoothとUSBレシーバーで接続できるところですよね。
ちなみに、Ergo K860Bというビジネスモデルの場合は、Logi Bolt Unifynigというセキュリティと接続の安定性がさらに良くなったレシーバーが付属します。
Ergo K860の使用感
続いては、Ergo K860を実際に使用してレビューしていきます!
キーボードの形状が自然で快適に打鍵できるが、慣れるのが大変
Ergo K860の一番の特徴が、キーボードの形状ですよね!これにお金を払っているようなものなので!!
実際に使ってみた感じでは、最初はすごく戸惑います。しかも、使いずらいです…
しかし、ある程度使い続けて慣れた頃には、最高のキーボードに変化しています!!
明らかに疲れづらいです。自然な形でタイピングできるので、姿勢良くタイピングできました!
パームレストがいい感じの仕事をしているようで、腕も疲れにくくなった感じがしました!
気をつけてほしいのは、仕事では別のキーボードを使うとか、普段使い用と仕事用で異なるキーボードを使うような場合です。
全然別物だと認識した方がいいので、普通のキーボードが使いづらくなってしまいます。
BluetoothとUSBレシーバーで接続できる!
Logicoolのキーボードのほとんどに言えることなのですが、BluetoothとUSBレシーバーの両方に対応しているのは、すごくありがたいです!!
Bluetoothは普段使いのPCに常に接続させているだけならいいんですが、他のPCでも使いたいとか、一時的にこのPCに接続したいという時に非常に不便です。
その点、USBレシーバーならUSBポートさえあれば、簡単に切り替えできるので、仕事のパソコンに少しだけ使いたい!みたいな用途で重宝します。
他のキーボードだと、Bluetoothのみが多いので、短時間使いたいみたいな接続を頻繁にするような方にはおすすめです!
3台のPCを切り替え可能
PCやタブレットなど複数台で利用したい場合に、3台までならボタン1つで切り替えが可能です!
私の場合、PCが5台あるので3つでは足りないのですが、大体の人は3台で十分だと思うので、複数台パソコンを持っているような方にはおすすめです!
また、3台以上持っている場合でも、先ほど説明した通り、USBレシーバーは簡単に付け替えできるので、たまにしか使わないパソコンはUSBレシーバーを利用するなどすると使いやすいと思います!
Enterが小さいのが気になる。
Ergo K860は、良くも悪くも癖のあるキーボードだと思いますが、その中でも気になったのがEnterの大きさです。
形状的に仕方ないのかもしれませんが、個人的にはもう少し大きくないと厳しいかなと思ってしまいます。
こうしてみると、他のキーも少し小さめですね。
慣れれば問題ないのかもしれませんが、注意が必要かなと思います。
サイズが大きい
Ergo K860は、テンキーレスモデルは販売されていません。
なので、フルサイズの大きさも問題なく利用できるスペースが必要です。
また、特殊なデザインになっているので、通常よりもさらに大きくなっています。
デスクにそこまでの幅がない方は、別のキーボードを検討した方がいいかなと思います。
Ergo K860の良いところ
Ergo K860のいいところをまとめておきます!
上記に挙げた以外にも、良いところはたくさんありますので、簡単にまとめておきます!
- キーボードの形状が自然で快適に打鍵できる!
- パームレストが付いていて腕が疲れずらい!
- 最大3台のパソコンを切り替え可能!
- BluetoothとUSBレシーバーの両方で接続できる!
- 単四電池で最長2年間利用可能!
- 打鍵感は、意外と悪くない。
Ergo K860の残念なところ
Ergo K860の残念だなと思ったポイントもまとめておきます。
この辺は、気をつけて購入すると失敗のない買い物ができるかなと思います!
- 慣れるまでは使いずらい。
- 他のキーボードが使いづらくなる。
- Enterが小さすぎる。
- サイズが大きいので、スペースが必要。
- パームレストが取り外しできないので、パームレストが汚れると買い替え。
- お値段の割に、高級感がない。
エルゴノミックデザインのキーボードを探している方にはおすすめ!!
Ergo K860は、エルゴノミックデザインのキーボードを探している方には、ぜひおすすめしたいキーボードになっています!
エルゴノミックデザインのキーボードの中でも、非常に疲れずらいキーボードになっています!(なんちゃってエルゴノミックとは違います!)
その一方で、なんとなくいいキーボードとか、かっこいいキーボードを探している方、仕事と普段使い用のキーボードを探しているような方には、あまりおすすめはしません。
あとは、使いずらい期間を我慢できない方にもおすすめしません。多分、使わなくなってしまうので。
そのような方には、「FILCO Majestouch Convertible 3」かもう少し予算があるなら「東プレ REALFORCCE R3」が個人的にはおすすめです!