東プレ REALFORCE R3をレビュー!REALFORCE初のBluetooth無線モデルで、静電容量無接点方式のワイヤレスキーボードを探している方におすすめ!

東プレ REALFORCE R3をレビュー!REALFORCE初のBluetooth無線モデルで、静電容量無接点方式のワイヤレスキーボードを探している方におすすめ!

静電容量無接点方式は、打鍵感が心地よく、耐久性も高い、チャタリングなども発生しないという点で優れていますが、お値段が高いことからハイエンドキーボードの定番となっています。

静電容量無接点方式のキーボードといえば、「東プレ REALFORCE」か「PFU HHKB」が頭に浮かぶのではないでしょうか。
どちらにも特徴があり、PFU HHKBは独特なキー配列で慣れれば使いやすいと言う反面、東プレ REALFORCEはシンプルで誰にでも使えるハイエンドキーボードと言えます。

そんな東プレ REALFORCEから新モデル「REALFORCE R3」が発売されたので、実際に利用した感想をレビューしていきます!

REALFORCE R3
GOOD
静電容量無接点方式なので長く使える
打鍵感が心地よい
静音スイッチなので静か
キー荷重を選べる
高級感のあるデザイン
APCに対応している
全キー同時押し、Nキーロールオーバー対応
Bluetoothで4台接続切り替え可能
有線での接続も可能
BAD
デザインが丸っこくスタイリッシュさが無くなった
Bluetoothの切り替えが少し面倒
電池の持ちがあまりよくない
4.6
目次

REALFORCE R3のスペック

まずは、REALFORCE R3のスペックから見ていきましょう!

まずは、正確に言うと、REALFORCE R3の中にも20種類ほど種類あります。
有線のみ、キーキャップの違い、テンキー有無など色々な点でスペックが変わります。

今回は、私が購入したキーボードを元に記載していきます!

製品REALFORCE R3
価格テンキー有:34,980円
テンキー無:34,540円
スイッチ東プレスイッチ(静電容量無接点方式)
サイズ‎テンキー有:46.5 x 16.3 x 3.9 cm
テンキー無:37.9 x 16.3 x 3.9 cm
カラーブラック
ホワイト
重量テンキー有:1.6 kg
テンキー無:1.3 kg
接続方法Bluetooth5.0
有線(Type-C)
動作対象OSWindows,Mac
電源単三電池
キー配列JIS配列(日本語配列)
US配列(英語配列)
テンキー有無両方あり
キーピッチ(キーの距離)19 mm
キーストローク(キーの深さ)4 mm
キー荷重30 g
45 g
変荷重
アンチゴースト(複数同時押下の誤入力防止)
Nキーロールオーバー(複数同時押下可能数)フルNキーロールオーバー

REALFORCE R3のデザイン

デザインも軽く見ておきましょう!

いい意味でも悪い意味でも、昔ながらのデザインを維持している感じがします。
個人的には好きですが、流行りに乗れていない感じもしますね。

本体
8
キーキャップ
9
細部の作り込み
9
GOOD
電源ボタンが表にあるのが便利
全体的にマッド加工で高級感
パネルデザインキットもあり
キーキャップは、レーザー印刷か昇華印刷
BAD
少し大きいかも
丸っこいデザインも好みを分けるかも
8.7

おすすめ度

全体

デザインは、今までのREALFORCEとは少し違って、サイズも大きく、少し丸みを帯びたデザインになっています。
パッとみた感じは、前のモデルの方がカッコよかったかな?と思っていたのですが、実際に見てみると、高級感もあってモダンな感じがして個人的には好きでした!

背面は、スタンドと電池を入れるところがあります。
ワイヤレスで電池式ではないキーボードも多いので、電池があるだけで安心します。笑

キーキャップ

今回はキーキャップは、レーザー印刷を買ってみました。
仕事などでは、REALFORCE R3の昇華印刷のキーキャップも使っていますが、タッチタイピングができるなら昇華印刷のほうがかっこいいです。(レーザーではレーザーでいい感じですけどね!個人的には、無刻印とかが好きなので!)

キースイッチ

今回は、キー荷重30gを選びました。(ちょっと後悔していて、45gにしとけば良かった。。。)
スイッチだけをみると、メカニカルの方がいいですよね!笑


REALFORCE R3の使用感

続いては、REALFORCE R3を実際に使用してレビューしていきます!

接続性
10
打鍵感
10
操作性
9.5
機能性
9.5
メリット
Bluetooth5.0だけあって接続は安定している
打鍵感が心地よい
癖のない日本語配列が嬉しい
Bluetoothは4台接続切り替え可能
デメリット
Bluetoothの切り替えが少し面倒
レシーバーでの接続があるとよりいい
電池の持ちがあまり良くない
9.8

おすすめ度

接続は安定している!

Bluetooth5.0なだけあって、接続は非常に安定しています。
MacでもWindowsでも利用していますが、不安定になったことは今のところありません。

電池容量が少なくなると、接続が不安定になる可能性がありますが、そうなったときは素直に電池を交換しましょう。

心地の良い打鍵感は癖になる!

REALFORCEのいいところは、やっぱり癖になる打鍵感ですよね!!
REALFORCE R3もスコスコと心地の良い打鍵感になっています。

気をつけて欲しいのは、「キー荷重」です。
REALFORCE R3には、45g、30g、変荷重の3種類あります。

変荷重:人差し指で押すキーを45g、小指で押すキーを30gとしている。

個人的には、30gは軽すぎてミスタイピングが増えるのと、打鍵感も少しだけ物足りない感じがしました。
一般的なキーボードのキー荷重は、55gなので45gでも軽めですので、打鍵感によりこだわりがある方は、45gがおすすめです!
(スピードタイピングをしたい方は、30gもありですね!ただ、APC機能もあるので、45gでほとんどの方が満足できるかと思います。)

癖のない日本語配列が嬉しい!

静電容量無接点方式のワイヤレスキーボード自体珍しく、さらに日本語配列というとほとんど種類がありません。
また、日本語配列でも癖のある配列もあります。(HHKBなんかはその代表)

癖のある配列でも慣れたらよりいいのですが、仕事で別のキーボードを利用するときなどに、苦労します。

その点、REALFORCE R3は、癖のないシンプルな日本語配列になっておりますので、今までのキーボードで慣れている通りにタイピングすることが可能です!
オフィスでは、違うキーボードを利用しているなど、特殊な配列に慣れたくない方は、REALFORCE R3はおすすめです!

Bluetoothで4台の端末を接続切り替え可能!切り替えは少し面倒かも。

REALFORCE R3は、4台の端末を切り替えることが可能です!
複数台パソコンを保持している方には、おすすめです!

私は、自宅にPCが4台あるので、ちょうどこのキーボード1台で足りました!!
5台以上持っている方は、少ないと思うので、ほとんどの方が満足できるかなと思います!

接続の切り替えは、「Fn+P」→「Fn+1~4」と言う少し面倒な仕様です。
まあ、そんな頻繁に切り替えることはないので、全然許容できますが、ボタンを用意してくれているとよりよかったなと思ってしまいました。

欲を言うと、Bluetoothだけでなくレシーバーでの接続もできると、個人的にはありがたいところではありますね。

電池の持ちがあまりよくない。

取扱説明書を読み限りだと、アルカリ電池使用時は、「約3ヶ月」ほどの電池持ちとのことです。
他のキーボードだと、短くても半年、1年と言うもの珍しくないので、電池持ちがあまりよくないなというのが気になります。

ただ、実際は3ヶ月以上使えていますので、そこまで気にする必要はないのかもしれません。

REALFORCE R3の良いところ

REALFORCE R3のいいところをまとめておきます!
上記に挙げた以外にも、良いところはたくさんあります!

良いところ
  • 静電容量無接点方式なので、耐久性がよく長く使える!
  • 心地よい打鍵感は健在で、癖になる!
  • 接続は安定している!
  • 癖のない日本語配列なので、誰でも利用可能!
  • 4台をワイヤレスで簡単切り替え!
  • キーキャップもレーザー印刷と昇華印刷から選べる!
  • APC機能も搭載しているので、タイピングスピードを上げたい方にもGOOD!

REALFORCE R3の残念なところ

残念だなと思ったポイントもまとめておきます。

残念なところ
  • デザインは、少し好みが分かれるかも。
  • 接続の切り替えが少し面倒。
  • 電池の持ちがあまりよくない。

静電容量無接点方式で癖のない日本語配列のワイヤレスキーボードはこれだけ!

静電容量無接点方式で癖のない日本語配列のワイヤレスキーボードは、今の所「REALFORCE R3」だけだと思います。
HHKBは、少しクセがあって迷っているという方がいれば、ぜひREALFORCE R3を検討してみてはいかがでしょうか!!

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