静電容量無接点方式のコンパクトキーボードに新たな選択肢が登場!
これまで、静電容量無接点方式のコンパクトキーボードといえば「HHKB」一択でした。しかし、REALFORCE RC1の登場により、このカテゴリに待望の競合モデルが加わりました。
REALFORCE RC1は、東プレの高い技術力を詰め込んだ初のコンパクトモデル。一方、HHKB Professional HYBRID Type-Sは長年の実績と根強い支持を誇るミニマル設計が魅力です。
どちらもプロフェッショナルのニーズを満たす性能を備えていますが、「自分にはどちらが最適なのか?」と迷う方も多いでしょう。
本記事では、両モデルの特徴を徹底比較し、それぞれの魅力と違いを詳しく解説。REALFORCE RC1とHHKB Professional HYBRID Type-S、どちらを選ぶべきか迷っている方必見の内容です!
結論を先に言っておくと…
どちらも魅力的で、購入を検討している方にとっては「どちらを選べばいいのか?」と悩むポイントも多いはずです。
「配列」や「サイズ・重量」、「電源」、「押下圧」などいくつか違いがありますので、自分に合いそうな方を選んでもらえるといいかなと思います。
REALFORCE RC1は、癖のない配列なので、初めて数万円するようなハイエンドキーボードを買う方におすすめです!
HHKB Professional HYBRID Type-Sは慣れれば効率的な配列と言われていますが、日本語配列だとかなり無理があるように、私は感じました。
HHKB Professional HYBRID Type-Sを買って、結局使わなくなるくらいなら、REALFORCE RC1を買っておくのが無難です。
REALFORCE RC1は、下記のような方におすすめです!
- 癖の少ない配列が良い!
- 多少サイズは大きくても困らない!
- 内臓バッテリーで充電するのは苦ではない!
- 軽い打鍵感が好み!
REALFORCE RC1
一方、HHKB Professional HYBRID Type-Sは、多少癖があっても慣れるまで使い続けることができる方におすすめです!
また、サイズは極力小さい方がいい方、電源は内臓バッテリーではなく、電池が良いという方にもおすすめのキーボードです!
HHKB Professional HYBRID Type-Sは、下記のような方におすすめです!
- 多少癖があっても慣れるまで使い続けることができる!
- サイズは極力小さくしたい!
- 内臓バッテリーではなく、電池がいい!
HHKB Professional HYBRID Type-S
REALFORCE RC1 と HHKB Professional HYBRID Type-S のスペックの違い
まずは、REALFORCE RC1 と HHKB Professional HYBRID Type-S のスペックの違いを見ていきましょう!
赤線を引いてある箇所は、後で詳しく比較していきます。
製品 | REALFORCE RC1 | HHKB Professional HYBRID Type-S |
---|---|---|
価格 | 35,860円 | 36,850円 |
スイッチ | 東プレスイッチ(静電容量無接点方式) | 東プレスイッチ(静電容量無接点方式) |
サイズ | 30 x 13 x 4 cm | 29.4 x 12 x 4 cm |
カラー | ブラック | 白(オフホワイト・グレー) 雪(ホワイト) | 墨(ブラック)
重量 | 0.6 kg | 0.54 kg |
接続方法 | 有線(Type-C) | Bluetooth5.0有線(Type-C) | Bluetooth4.2
動作対象OS | Windows,Mac | Windows,Mac |
電源 | 内蔵バッテリー | 単三電池 |
キー配列 | US配列(英語配列) JIS配列(日本語配列) | US配列(英語配列) JIS配列(日本語配列) |
テンキー有無 | なし | なし |
キーピッチ(キーの距離) | 19 mm | 19.05mm |
キーストローク(キーの深さ) | 4 mm | 3.8 mm |
キー荷重 | 45 g 30 g | 45 g |
アンチゴースト (複数同時押下の誤入力防止) | 有 | 有(公式なし) |
Nキーロールオーバー (複数同時押下可能数) | フルNキーロールオーバー | フルNキーロールオーバー(公式なし) |
REALFORCE RC1 と HHKB Professional HYBRID Type-S のデザインの違い
続いては、デザインの違いを見ていきましょう!
全体
コンパクトキーボードと言っても、サイズが少し違うので、キー配列が結構違います。
REALFORCE RC1:70%キーボードということもあり、escキーやF1~12キー、Deleteキーが1列多く配置されています。
HHKB Professional HYBRID Type-S:60%キーボードなので、1列少なくFnを駆使して対応していくのが一般的です。
デザインだけでいくと、配色もきれいですし、HHKBロゴがレトロ感あって、HHKBが個人的には好みです。
Realforce RC1のキー配色は個人的にはあまり好きではなくて、これだったら単色が良いなと思いました。
REALFORCE RC1
HHKB Professional HYBRID Type-S
キーキャップ
キーキャップもHHKBですかね。HHKBは無刻印などのキーキャップも販売されていたりするのが良いですよね。
白もレトロ感があっていいんですが、墨という無刻印にすごく近いようなものも販売されているので、この辺もかっこいいです!
REALFORCE RC1
HHKB Professional HYBRID Type-S
REALFORCE RC1 と HHKB Professional HYBRID Type-S を詳しく比較
上記で色々紹介した違いをまとめつつ、もう少し詳しく比較していこうと思います!
値段:どちらもそんなに変わらない!
値段は、1,000円くらいの違いなので、どちらもそこまで大きく変わりません。
セールもあまりないので、値段でどちらがいいとかはあまりないかなと思います。
製品 | REALFORCE RC1 | HHKB Professional HYBRID Type-S |
---|---|---|
価格 | 35,860円 | 36,850円 |
サイズ:HHKB Professional HYBRID Type-Sの方が、若干小さく、軽い!
HHKB Professional HYBRID Type-Sの方が、若干サイズが小さく、重量も軽くなっています。
しかし、REALFORCE RC1が持ち運びに不便かと言われるとそうでもないので、そこまで気にする必要はないかもしれません。
製品 | REALFORCE RC1 | HHKB Professional HYBRID Type-S |
---|---|---|
サイズ | 30 x 13 x 4 cm | 29.4 x 12 x 4 cm |
重量 | 0.6 kg | 0.54 kg |
電源:REALFORCE RC1は、充電式!HHKB Professional HYBRID Type-Sは、電池式!
REALFORCE RC1は、内臓バッテリーになっているため、充電が必要です。
せっかくワイヤレスなのに、有線で充電が必要なのは少し残念です。1回充電すれば数か月は持つので許容範囲かなという感じですね。長年使い続けるならバッテリーの消耗は気になります。
HHKB Professional HYBRID Type-Sは、電池式になっています。
例えば、出先で充電がない。。。というときも、コンビニなどで単三電池を買えばいいので、非常に助かります。
電源だけで言えば、個人的にはHHKB Professional HYBRID Type-Sの方が、良いのかなと思います。
この辺は好みもありますね。
製品 | REALFORCE RC1 | HHKB Professional HYBRID Type-S |
---|---|---|
電源 | 内蔵バッテリー | 単三電池 |
【重要!!】キー配列:REALFORCE RC1が癖が少ないのでおすすめ!
REALFORCE RC1とHHKB Professional HYBRID Type-Sのどちらを購入するか迷っている方に、まず一番に気を付けてもらいたいのが、キー配列です。
改めて、デザインをみてもらいたいのですが、REALFORCE RC1は70%キーボードなので、F1~F12キーと、Deleteキーがあります。
それに対し、HHKB Professional HYBRID Type-Sは60%キーボードなので、これらのキーがありません。
REALFORCE RC1
HHKB Professional HYBRID Type-S
REALFORCE RC1は、ある程度の方であれば、大体の方が違和感なく操作できると思いますが、HHKB Professional HYBRID Type-Sは、かなり慣れが必要です。
また、HHKBの日本語配列は、かなり無理やり詰め込んだ感があるので、かなり使いづらくなっています。
実際に私も、HHKBは使いずらく断念して、飾りになってしまいまいた。
初めて数万円するキーボードを購入しようと思っている方は、REALFORCE RC1を選んでもらうのが無難じゃないかなと思います。(Deleteキーがあるのも、嬉しいポイントです!)
HHKB Professional HYBRID Type-Sは、慣れるまで使い続ける覚悟をもって買うか、飾りになるのを覚悟するか。。。の2択ですね。Fnキーを使って操作するのですが、私はこれができませんでした。。。
製品 | REALFORCE RC1 | HHKB Professional HYBRID Type-S |
---|---|---|
キー配列 | JIS配列(日本語配列) US配列(英語配列) | JIS配列(日本語配列) US配列(英語配列) |
キー荷重:REALFORCE RC1は、30gと45gから選択可能!軽い打鍵感が良いならREALFORCE RC1!
REALFORCE RC1は、キー荷重を30gと45gから選択可能になっています!
個人的には、45gが好きなのでどちらでいいのですが、軽い打鍵感がお好きな方は、REALFORCE RC1の30gを選んでもらうといいのかなと思います!
製品 | REALFORCE RC1 | HHKB Professional HYBRID Type-S |
---|---|---|
キー荷重 | 30 g 45 g | 45 g |
こんな人におすすめ!選び方を紹介!
今回比較したキーボードの大きな違いは、【キー配列】です!
他にも細かい違いはありますが、キー配列でどちらが適しているかで選んでもらえると良いかと思います!
REALFORCE RC1:初めてハイエンドキーボードを買う方におすすめ!!
REALFORCE RC1は、癖のない配列なので、初めて数万円するようなハイエンドキーボードを買う方におすすめです!
配列に癖も少なく、Deleteキーなどもあるので、部屋のインテリアになるみたいなことはないと思います!
REALFORCE RC1は、下記のような方におすすめです!
- 癖の少ない配列が良い!
- 多少サイズは大きくても困らない!
- 内臓バッテリーで充電するのは苦ではない!
- 軽い打鍵感が好み!
REALFORCE RC1
HHKB Professional HYBRID Type-S:持ち運びが非常に多く、よりコンパクトなキーボードが良い方におすすめ!
HHKB Professional HYBRID Type-Sは慣れれば効率的な配列と言われていますが、日本語配列だとかなり無理があるように、私は感じました。
HHKB Professional HYBRID Type-Sを買って、結局使わなくなるくらいなら、REALFORCE RC1を買っておくのが無難です。
慣れれば効率的と言われる配列に慣れることができるのであれば(我慢して使い続けることができるのであれば)、デザインのカッコよさ、携帯性の良さから、HHKB Professional HYBRID Type-Sを選ぶのもいいのかなと思います!
HHKB Professional HYBRID Type-Sは、下記のような方におすすめです!
- 多少癖があっても慣れるまで使い続けることができる!
- サイズは極力小さくしたい!
- 内臓バッテリーではなく、電池がいい!
HHKB Professional HYBRID Type-S